2010年 04月 25日
死へのプロセスの6段階 |
「知る」という言葉は「変わる」ことを意味している。
「知る」ことは必ず「善い変化」ばかりではない。
前回はがんの告知についても少し触れた。
がんの告知・余命宣告・終末期医療などの話に触れるとき思い出すのはアルフォンス・デーケン先生の「死の準備教育」である。大学の時にデーケン先生の最終講義の録画を見て学んだ。
授業の時は全く気にとめていなかった。しかし、父の死に直面してからふと思い出し、何冊か本を読んでまた学ぶことにした。身近な存在の死というものを経験し、自分が少し変わったのだろうか。
死に直面した人たちの心理状態を、初めて分析したのが、エリザベス・キューブラー=ロスである。
彼女は、死を前にした患者がたどる五段階のプロセスのモデルをあげている。
デーケン先生はさらに第六段階目を付け加えている。
①否認
②怒り
③取引
④抑鬱
⑤受容
⑥期待と希望
記憶の強さを変化させるのは、その時に伴う感情の強さだということは以前に学んだ。
父の死を経験した後に学んだデーケン先生の死生学は、私に強く記憶させ変化を与えてくれた。
「知る」ことは必ず「善い変化」ばかりではない。
前回はがんの告知についても少し触れた。
がんの告知・余命宣告・終末期医療などの話に触れるとき思い出すのはアルフォンス・デーケン先生の「死の準備教育」である。大学の時にデーケン先生の最終講義の録画を見て学んだ。
授業の時は全く気にとめていなかった。しかし、父の死に直面してからふと思い出し、何冊か本を読んでまた学ぶことにした。身近な存在の死というものを経験し、自分が少し変わったのだろうか。
死に直面した人たちの心理状態を、初めて分析したのが、エリザベス・キューブラー=ロスである。
彼女は、死を前にした患者がたどる五段階のプロセスのモデルをあげている。
デーケン先生はさらに第六段階目を付け加えている。
①否認
②怒り
③取引
④抑鬱
⑤受容
⑥期待と希望
記憶の強さを変化させるのは、その時に伴う感情の強さだということは以前に学んだ。
父の死を経験した後に学んだデーケン先生の死生学は、私に強く記憶させ変化を与えてくれた。
by kosuke-n
| 2010-04-25 01:55