2010年 06月 04日
治療してもらいに |
今日は午前中が休診になったために、時間ができた。
せっかくなので、知り合いの先生のもとへ治療をお願いした。
Chief complaint は臀部痛。
一週間ほど前から歩行時に、臀部後面から大腿部後面にかけてピリッと痛みが走り、力が抜けるような感覚があった。
座位になると、右の坐骨結節がゴツンと当たり、歩行時と同様の場所に放散痛がある。
背筋を伸ばすと右の坐骨の接触が強いが、だらんと背中の力を抜くと左に体重がかかる。
触診では胸椎右側彎、腰椎左側彎。
坐骨の高さは変わらないが、仙骨は右下方の左後方というちょっと変わった変位が認められた。
仙腸関節は右が不快な圧痛があり、隙間が多い。
Gapping testでは右が可動性が大きい。つまり可動性亢進。
股関節はSLRは共に30°程度
内旋は右股関節は左に比べて半分程度。
仰臥位でASISの高さに大きな差があり、右が前下方に変位。右AS腸骨である。
腹部の触診は右のL4/5の腸腰筋に強い圧痛が認められ、他のレベルにも緊張がある。
左側はL3のレベルに圧痛があるのみ。
腸骨筋は右に索上の硬結が見られるくらい緊張がある。
いろいろと検査してもらったが、ざっとこんな具合である。
実は全身の治療は今回が初めて。
少し長く教えてもらいながら治療をしていただいた。
一番の驚きは足関節の細かな治療で、股関節の可動域が上がったことだ。
主訴の痛みはまだ残るものの、帰りの電車の中で下腿から足関節の重さがなく、とても楽だった。
月末にまた午前中休みができたので、またお願いしたいです。
今日はどうもありがとうございました。
せっかくなので、知り合いの先生のもとへ治療をお願いした。
Chief complaint は臀部痛。
一週間ほど前から歩行時に、臀部後面から大腿部後面にかけてピリッと痛みが走り、力が抜けるような感覚があった。
座位になると、右の坐骨結節がゴツンと当たり、歩行時と同様の場所に放散痛がある。
背筋を伸ばすと右の坐骨の接触が強いが、だらんと背中の力を抜くと左に体重がかかる。
触診では胸椎右側彎、腰椎左側彎。
坐骨の高さは変わらないが、仙骨は右下方の左後方というちょっと変わった変位が認められた。
仙腸関節は右が不快な圧痛があり、隙間が多い。
Gapping testでは右が可動性が大きい。つまり可動性亢進。
股関節はSLRは共に30°程度
内旋は右股関節は左に比べて半分程度。
仰臥位でASISの高さに大きな差があり、右が前下方に変位。右AS腸骨である。
腹部の触診は右のL4/5の腸腰筋に強い圧痛が認められ、他のレベルにも緊張がある。
左側はL3のレベルに圧痛があるのみ。
腸骨筋は右に索上の硬結が見られるくらい緊張がある。
いろいろと検査してもらったが、ざっとこんな具合である。
実は全身の治療は今回が初めて。
少し長く教えてもらいながら治療をしていただいた。
一番の驚きは足関節の細かな治療で、股関節の可動域が上がったことだ。
主訴の痛みはまだ残るものの、帰りの電車の中で下腿から足関節の重さがなく、とても楽だった。
月末にまた午前中休みができたので、またお願いしたいです。
今日はどうもありがとうございました。
by kosuke-n
| 2010-06-04 22:10
| 徒手医学