2010年 07月 12日
身体の使い方 |
昨日はPalpationの勉強会。
ペアの先生からもメッセージを頂けたので、今回は昨日の練習の中から感じたことをまとめていきたいと思う。
前回の勉強会から1ヶ月間練習にしていたテーマは「楽に」である。
ペアになった先生の膝は反張膝でハムストリングスの緊張を伴いやすい。
股関節の検査でもハムストリングスを緊張させないようにする必要がある。
股関節の弛緩法を使うときもできるだけ膝をリラックスさせた状態に保たなければならない。
先月の勉強会ではそれがうまくできなかった。
なんとか最後にアドバイスをいただくことができて、1ヶ月間の練習のテーマを持つことができた。
そのアドバイスが「自分が楽に操作を行える体性に置くと、相手もリラックスがしやすい」というもの。
1ヶ月練習をしてみて思ったのは軸となる膝をうまく使うこと。
足首で高さや角度を調節する癖のある私の態勢は長い時間耐えることができない。
それを膝で調節するようにすると、とても楽で、SLRもかなり改善できるようになった。
そのことから昨日の勉強会では講師の先生方の足首と膝の動きを徹底して観察することにした。
やはり足首はかなりフリーな状態であるようだった。
踵が浮き出すより前に膝が沈み込む。
これが楽な身体の使い方なのだろう。
重心を前足に移すとき、私の癖は後ろ足で蹴り出すようにして前足の方へ体幹を移動させる。
つまり踵がまず浮き出す。
講師の先生の足を診ていると踵は着いたまま、体幹が沈みながら前方に移動していく。
後ろ足で蹴り出すのではなく前足の膝を曲げていくことによって体幹が自然と前に移動するようだった。
前に重心を移動するという動きの結果は同じでも過程が異なると、身体の負担は大きく変わる。
という結論に至った。
今日の仕事帰り、歩くときに足首で蹴り出さないように気をつきて、膝の曲げ伸ばしを推進力に変えるように歩いてみた。
予想以上に歩くのが速い、そして身体は楽。
身体の使い方は見た目では区別はつかないもので、その使い方をしてみないとわからない。
フィギュアスケートの織田選手は筋力自体は小さいものの、垂直跳びはかなり飛べるらしい。
陸上の伊東浩司選手は大腿四頭筋の筋力が短距離のトップ選手の中では一番弱いというのを聞いたことがある。
これは身体の使い方が上手いために起こるよい例である。
この一ヶ月は足首初動の自分の癖を、膝から初動に意識して、手技にどんな変化がでるかを見ていこうと思う。
ペアの先生からもメッセージを頂けたので、今回は昨日の練習の中から感じたことをまとめていきたいと思う。
前回の勉強会から1ヶ月間練習にしていたテーマは「楽に」である。
ペアになった先生の膝は反張膝でハムストリングスの緊張を伴いやすい。
股関節の検査でもハムストリングスを緊張させないようにする必要がある。
股関節の弛緩法を使うときもできるだけ膝をリラックスさせた状態に保たなければならない。
先月の勉強会ではそれがうまくできなかった。
なんとか最後にアドバイスをいただくことができて、1ヶ月間の練習のテーマを持つことができた。
そのアドバイスが「自分が楽に操作を行える体性に置くと、相手もリラックスがしやすい」というもの。
1ヶ月練習をしてみて思ったのは軸となる膝をうまく使うこと。
足首で高さや角度を調節する癖のある私の態勢は長い時間耐えることができない。
それを膝で調節するようにすると、とても楽で、SLRもかなり改善できるようになった。
そのことから昨日の勉強会では講師の先生方の足首と膝の動きを徹底して観察することにした。
やはり足首はかなりフリーな状態であるようだった。
踵が浮き出すより前に膝が沈み込む。
これが楽な身体の使い方なのだろう。
重心を前足に移すとき、私の癖は後ろ足で蹴り出すようにして前足の方へ体幹を移動させる。
つまり踵がまず浮き出す。
講師の先生の足を診ていると踵は着いたまま、体幹が沈みながら前方に移動していく。
後ろ足で蹴り出すのではなく前足の膝を曲げていくことによって体幹が自然と前に移動するようだった。
前に重心を移動するという動きの結果は同じでも過程が異なると、身体の負担は大きく変わる。
という結論に至った。
今日の仕事帰り、歩くときに足首で蹴り出さないように気をつきて、膝の曲げ伸ばしを推進力に変えるように歩いてみた。
予想以上に歩くのが速い、そして身体は楽。
身体の使い方は見た目では区別はつかないもので、その使い方をしてみないとわからない。
フィギュアスケートの織田選手は筋力自体は小さいものの、垂直跳びはかなり飛べるらしい。
陸上の伊東浩司選手は大腿四頭筋の筋力が短距離のトップ選手の中では一番弱いというのを聞いたことがある。
これは身体の使い方が上手いために起こるよい例である。
この一ヶ月は足首初動の自分の癖を、膝から初動に意識して、手技にどんな変化がでるかを見ていこうと思う。
by kosuke-n
| 2010-07-12 23:00
| 徒手医学