2011年 09月 18日
食事とエネルギー 機械論的生命観 |
何を食べるべきか?という問題
私たちは生きていくために、一日中ひきこもっていても、およそ一日に2000kcalのエネルギーを必要とする。
食べ物と酸素を使って燃焼反応を起こし、エネルギーを取り出す。
食品の栄養表示には、タンパク質、脂質、炭水化物そしてエネルギーがカロリー表示されている。
みんな食事はエネルギーを取り出すものとだけ考えているのではないか。
痩せたいときにはカロリー計算し、摂取カロリーを制限している。
タンパク質、炭水化物は1g4kcal、脂質は1g9kcalである。
多くの人は食事はエネルギーを摂取するだけのものと考えているのではないだろうか。
機械論的な生命観である。
もしエネルギー源としてだけ食事をするのであれば、炭水化物、脂質だけの摂取で十分である。
しかし、必ずタンパク質を摂取しなければならない。
それはエネルギー源としてとらえた機械論的な生命現象ではなく、細胞(体タンパク質)が常に合成と分解を繰り返しているという動的な生命現象によるからである。
炭水化物と脂質に含まれず、タンパク質に含まれているもの、それは窒素である。
20種類あるアミノ酸すべてに窒素が含まれている。
ルドルフ・シェーンハイマーはこの窒素に目印をつけアミノ酸の消化吸収を動的に追跡を行った。
食べた標識アミノ酸は瞬く間に全身に散らばり、その半分以上が脳、筋肉、消化管、肝臓、脾臓、膵臓、血液などありとあらゆる臓器や組織を構成するたんぱく質の一部となっていた。
これはタンパク質がエネルギー源以外の役割をしている証拠である。
高齢者は身体的活動が減る。
身体活動量が低下すると骨格筋のたんぱく質代謝が低下し、たんぱく質の推定平均必要量は大きくなる。
エネルギー摂取量が低い場合にもたんぱく質の推定平均必要量は大きくなる。
これも身体を構成するたんぱく質を平衡状態に保つための証拠である。
この生命のあり方「動的な平衡」を保つために食事が必要なのである。
私たちは生きていくために、一日中ひきこもっていても、およそ一日に2000kcalのエネルギーを必要とする。
食べ物と酸素を使って燃焼反応を起こし、エネルギーを取り出す。
食品の栄養表示には、タンパク質、脂質、炭水化物そしてエネルギーがカロリー表示されている。
みんな食事はエネルギーを取り出すものとだけ考えているのではないか。
痩せたいときにはカロリー計算し、摂取カロリーを制限している。
タンパク質、炭水化物は1g4kcal、脂質は1g9kcalである。
多くの人は食事はエネルギーを摂取するだけのものと考えているのではないだろうか。
機械論的な生命観である。
もしエネルギー源としてだけ食事をするのであれば、炭水化物、脂質だけの摂取で十分である。
しかし、必ずタンパク質を摂取しなければならない。
それはエネルギー源としてとらえた機械論的な生命現象ではなく、細胞(体タンパク質)が常に合成と分解を繰り返しているという動的な生命現象によるからである。
炭水化物と脂質に含まれず、タンパク質に含まれているもの、それは窒素である。
20種類あるアミノ酸すべてに窒素が含まれている。
ルドルフ・シェーンハイマーはこの窒素に目印をつけアミノ酸の消化吸収を動的に追跡を行った。
食べた標識アミノ酸は瞬く間に全身に散らばり、その半分以上が脳、筋肉、消化管、肝臓、脾臓、膵臓、血液などありとあらゆる臓器や組織を構成するたんぱく質の一部となっていた。
これはタンパク質がエネルギー源以外の役割をしている証拠である。
高齢者は身体的活動が減る。
身体活動量が低下すると骨格筋のたんぱく質代謝が低下し、たんぱく質の推定平均必要量は大きくなる。
エネルギー摂取量が低い場合にもたんぱく質の推定平均必要量は大きくなる。
これも身体を構成するたんぱく質を平衡状態に保つための証拠である。
この生命のあり方「動的な平衡」を保つために食事が必要なのである。
by kosuke-n
| 2011-09-18 13:27
| 食と健康