2011年 08月 16日
足元が滑る場所での治療 |
このごろ、フローリングの上で治療を行うことが何度かあった。
フローリングの上にスリッパは滑る。
下半身の重心移動がうまく行われないと滑ってしまう。
後ろ足での蹴りだしで体重を前におくろうとすると滑る。
自分の足が異常に張る理由を考えていたことを思い出した。
後ろ足で体重をコントロールして指に圧を乗せると、力のベクトルは患者さんの上方向にかかることになる。
きちんと垂直圧をかけるには、地面と垂直になっている前足でコントロールしているほうが安定する。
地面と垂直になっているということは重力の方向と平行になっているため、体重を使った手技ができる。
そのようにその時は理解して練習をしていた。
以前は後ろ足のほうで蹴りだすように体重を乗せに行っていたが、意識して重心移動の練習をしていたせいか、足元が滑る場所でも安定して体重を乗せることができるようになってきていた。
しかし、初動時には後ろ足からの踏み込み癖は直っていない。
今のように力の掛け方がゆっくりとした手技をしている場合はこれでも支障はないように思える。
しかし、瞬間的に大きな力をかけなくてはいけない場合、この初動時の力の入り方が大きく治療効果に影響するだろう。
良いきっかけを得たのでまた練習していこうと思う。
フローリングの上にスリッパは滑る。
下半身の重心移動がうまく行われないと滑ってしまう。
後ろ足での蹴りだしで体重を前におくろうとすると滑る。
自分の足が異常に張る理由を考えていたことを思い出した。
後ろ足で体重をコントロールして指に圧を乗せると、力のベクトルは患者さんの上方向にかかることになる。
きちんと垂直圧をかけるには、地面と垂直になっている前足でコントロールしているほうが安定する。
地面と垂直になっているということは重力の方向と平行になっているため、体重を使った手技ができる。
そのようにその時は理解して練習をしていた。
以前は後ろ足のほうで蹴りだすように体重を乗せに行っていたが、意識して重心移動の練習をしていたせいか、足元が滑る場所でも安定して体重を乗せることができるようになってきていた。
しかし、初動時には後ろ足からの踏み込み癖は直っていない。
今のように力の掛け方がゆっくりとした手技をしている場合はこれでも支障はないように思える。
しかし、瞬間的に大きな力をかけなくてはいけない場合、この初動時の力の入り方が大きく治療効果に影響するだろう。
良いきっかけを得たのでまた練習していこうと思う。
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by kosuke-n
| 2011-08-16 11:57
| 徒手医学