2010年 04月 18日
恐怖という感情を生み出す扁桃体 |
恐怖という感情を生み出すのは「扁桃体」です。
そこが活動すると、動物は「こわい」と感じます。
そして、以前こわい体験をした場所にはいかない、危険な行動は避けるという記憶を脳に植え付けるために重要です。
その記憶をもとに動物は危険な場所を回避します。
これは前回に勉強した内容です。
扁桃体が活動していれば危険を回避できます。
でも、扁桃体の活動には「こわい」という感情はどこにも入っていないそうです。
扁桃体そのものには感情(クオリア)は存在しません。
どこか矛盾している文章な気がしますが、このように記された本がどこかにありました。
クオリアとは「覚醒感覚」のことで、音楽を聴いて、すごく美しいと思ったり、悲しい気分になったり、リンゴを食べておいしいとか、甘酸っぱいとか、そういう生々しい感覚のことをという。クオリアとはラテン語で「質」という意味をさします。
ものの本質に存在する質感の質。
扁桃体が活動して、その情報が大脳皮質におくられると、そこではじめて「こわい」というクオリアが生まれます。
扁桃体が活動すると確かに恐怖が生まれます。
でも、この「こわい」という感情は扁桃体ではなくて大脳皮質で生まれる感情です。
扁桃体はこれとは別に、記憶力を促進したり、メモリを強固にしたりという、そういう影響力を持っています。
扁桃体を刺激すると、その瞬間の記憶の素子は強まります。
それと同時に「こわい」という感情が別経路で生まれます。
動物は「こわいから避ける」んじゃなくて、「こわい」かどうかとは無関係に、単に扁桃体が活動したから避けているだけ、ということになるのです。
この違いは脳科学的には非常に重要なようだが、理解に苦しみます。
言葉の意味がとても曖昧だからでしょうか。
最近の脳科学は言語についての研究が進んでいるようです。
それらを理解していくにはこのような順序などをしっかりと把握する必要があるようですが、とても難しいと感じています
そこが活動すると、動物は「こわい」と感じます。
そして、以前こわい体験をした場所にはいかない、危険な行動は避けるという記憶を脳に植え付けるために重要です。
その記憶をもとに動物は危険な場所を回避します。
これは前回に勉強した内容です。
扁桃体が活動していれば危険を回避できます。
でも、扁桃体の活動には「こわい」という感情はどこにも入っていないそうです。
扁桃体そのものには感情(クオリア)は存在しません。
どこか矛盾している文章な気がしますが、このように記された本がどこかにありました。
クオリアとは「覚醒感覚」のことで、音楽を聴いて、すごく美しいと思ったり、悲しい気分になったり、リンゴを食べておいしいとか、甘酸っぱいとか、そういう生々しい感覚のことをという。クオリアとはラテン語で「質」という意味をさします。
ものの本質に存在する質感の質。
扁桃体が活動して、その情報が大脳皮質におくられると、そこではじめて「こわい」というクオリアが生まれます。
扁桃体が活動すると確かに恐怖が生まれます。
でも、この「こわい」という感情は扁桃体ではなくて大脳皮質で生まれる感情です。
扁桃体はこれとは別に、記憶力を促進したり、メモリを強固にしたりという、そういう影響力を持っています。
扁桃体を刺激すると、その瞬間の記憶の素子は強まります。
それと同時に「こわい」という感情が別経路で生まれます。
動物は「こわいから避ける」んじゃなくて、「こわい」かどうかとは無関係に、単に扁桃体が活動したから避けているだけ、ということになるのです。
この違いは脳科学的には非常に重要なようだが、理解に苦しみます。
言葉の意味がとても曖昧だからでしょうか。
最近の脳科学は言語についての研究が進んでいるようです。
それらを理解していくにはこのような順序などをしっかりと把握する必要があるようですが、とても難しいと感じています
by kosuke-n
| 2010-04-18 17:54
| 脳科学・心理学