2010年 08月 17日
眼の筋肉 |
三対の筋肉が眼球を動かしているが、その仕組みはまだわかっていない。
上直筋と下直筋は眼球を上下に動かす。
内側直筋と外側直筋は左右に動かす。
しかし16世紀のヴェサリウスとファロッピオに始まる解剖学研究から450年たっても、まだ第3の筋肉の対が何のためにあるのか、一致した見解はない。
この一対の筋肉は上斜筋と下斜筋(図では見えない)で、他の対が発見されてから何百年かして初めて注目された。
理論的には斜筋は滑車の働きで軸を中心に眼球を回転させていると思われる。
19世紀のアメリカの医師デヴィッド・ホサックが描いた眼球の筋肉
機械的なモデルは眼球を完璧な球体、筋肉を紐と考えて作られた。
だが、結果は芳しくなかった。
まずすべての筋は調和して動いている。
そして筋は紐ではない。
伸びるとそのふるまいも変化する。
つまり、眼が違う方向を向くたびに違う作用をするということ。
真の機能をつきとめるためのモデルを作るのは容易ではない。
上直筋と下直筋は眼球を上下に動かす。
内側直筋と外側直筋は左右に動かす。
しかし16世紀のヴェサリウスとファロッピオに始まる解剖学研究から450年たっても、まだ第3の筋肉の対が何のためにあるのか、一致した見解はない。
この一対の筋肉は上斜筋と下斜筋(図では見えない)で、他の対が発見されてから何百年かして初めて注目された。
理論的には斜筋は滑車の働きで軸を中心に眼球を回転させていると思われる。
19世紀のアメリカの医師デヴィッド・ホサックが描いた眼球の筋肉
機械的なモデルは眼球を完璧な球体、筋肉を紐と考えて作られた。
だが、結果は芳しくなかった。
まずすべての筋は調和して動いている。
そして筋は紐ではない。
伸びるとそのふるまいも変化する。
つまり、眼が違う方向を向くたびに違う作用をするということ。
真の機能をつきとめるためのモデルを作るのは容易ではない。
by kosuke-n
| 2010-08-17 21:56
| 解剖学