2011年 02月 05日
触覚性体性感覚 |
二種類のスポンジに触り、硬さを感じ取ってみる。
スポンジの硬さの違いはわかる。
このときここの硬さを感じ取る際には、身体的な圧覚が同時に伴っている。
硬さが異なれば、硬さの感触がつかめるところまで圧力を調整する。
圧覚は、触覚性体性感覚の一つである。
スポンジの硬さのありふれた感知ではない。
圧覚は、物の状態だけでなく触る側の行為の影響を伴う。
物に触れるという事態は、「自らにおいて物に触れる」という場合と、「物において自らに触れる」という二つの自体が形式的に可能になる。
触れることの先で触れている者の感触を持つと同時に、触れている自分自身を感じ取っている。
自分自身の変化を理解することで、触れた物の状態を感じることもできる。
感覚質としての「硬さ」は量に転化できる。
量に転化できるのが外的感覚の特質である。
ところが内的に感じ取られている圧覚は、少し強く押す、ほどほどに押す、ゆっくり押すというように度合いとして調整されているだけである。
内的圧覚は、知ることではなく動作の調整に資するように働いている。
それは集中の度合いによっても、体調によっても一日の中のどの時点かによっても変化が出る。
心身ともに安定した状態でないと、感じ方も変わってしまう。
スポンジの硬さの違いはわかる。
このときここの硬さを感じ取る際には、身体的な圧覚が同時に伴っている。
硬さが異なれば、硬さの感触がつかめるところまで圧力を調整する。
圧覚は、触覚性体性感覚の一つである。
スポンジの硬さのありふれた感知ではない。
圧覚は、物の状態だけでなく触る側の行為の影響を伴う。
物に触れるという事態は、「自らにおいて物に触れる」という場合と、「物において自らに触れる」という二つの自体が形式的に可能になる。
触れることの先で触れている者の感触を持つと同時に、触れている自分自身を感じ取っている。
自分自身の変化を理解することで、触れた物の状態を感じることもできる。
感覚質としての「硬さ」は量に転化できる。
量に転化できるのが外的感覚の特質である。
ところが内的に感じ取られている圧覚は、少し強く押す、ほどほどに押す、ゆっくり押すというように度合いとして調整されているだけである。
内的圧覚は、知ることではなく動作の調整に資するように働いている。
それは集中の度合いによっても、体調によっても一日の中のどの時点かによっても変化が出る。
心身ともに安定した状態でないと、感じ方も変わってしまう。
by kosuke-n
| 2011-02-05 15:24
| 徒手医学