2011年 11月 10日
「間」について |
先日の空手の大会から動画で空手の講義を見るようになった。
そこでたくさん登場する「間」について自分の分野で考えてみたい。
まずは距離を意味する「間」
腹臥位では相手のポジションは変化しないので前後の重心移動によって手の位置を自由に変化させることができる。
どの位置に足を配置すればいいかが大事で触れたい位置が近すぎると窮屈であるし、遠ければ不安定になる。
診たい位置と自分の位置、相手の体格によって高さも変わってくるから足の幅も重要である。
もっと難しいのは座位の場合。
相手の体を保持して行う手技は、相手の上半身の体重をうまくコントロールできる位置をみつけなくてはならない。
腹臥位と同様にコンタクトポイントも力が入りやすい距離を見つけなくてはならない。
自分の体勢だけではく、相手の体勢も操作する手技は腹臥位に比べてはるかに難しい。
接地の位置は地面との接地以外にベッドに膝をのせるため、限られた空間の中で体幹が安定する膝の位置を探さなくてはならない。
膝の位置と方向が重要になりそうである。
そして相手の身体を保持するための関節手の使い方。
手のひらと上腕のあたりで相手の体を操作する。
問題はこの上腕の使い方。
上腕のどの位置で相手と接触させるかで相手の身体とこちらの体の距離感が決まってくる。
その位置が決まれば相手の体の大きさに伴い肘の屈曲角度も自然と決まる。
位置が決まりコンタクトハンドがフリーになれば細かい動きに対して対応できるようになるだろう。
そして次は時間の「間」 次回に続く
そこでたくさん登場する「間」について自分の分野で考えてみたい。
まずは距離を意味する「間」
腹臥位では相手のポジションは変化しないので前後の重心移動によって手の位置を自由に変化させることができる。
どの位置に足を配置すればいいかが大事で触れたい位置が近すぎると窮屈であるし、遠ければ不安定になる。
診たい位置と自分の位置、相手の体格によって高さも変わってくるから足の幅も重要である。
もっと難しいのは座位の場合。
相手の体を保持して行う手技は、相手の上半身の体重をうまくコントロールできる位置をみつけなくてはならない。
腹臥位と同様にコンタクトポイントも力が入りやすい距離を見つけなくてはならない。
自分の体勢だけではく、相手の体勢も操作する手技は腹臥位に比べてはるかに難しい。
接地の位置は地面との接地以外にベッドに膝をのせるため、限られた空間の中で体幹が安定する膝の位置を探さなくてはならない。
膝の位置と方向が重要になりそうである。
そして相手の身体を保持するための関節手の使い方。
手のひらと上腕のあたりで相手の体を操作する。
問題はこの上腕の使い方。
上腕のどの位置で相手と接触させるかで相手の身体とこちらの体の距離感が決まってくる。
その位置が決まれば相手の体の大きさに伴い肘の屈曲角度も自然と決まる。
位置が決まりコンタクトハンドがフリーになれば細かい動きに対して対応できるようになるだろう。
そして次は時間の「間」 次回に続く
by kosuke-n
| 2011-11-10 20:06
| 徒手医学